フラッシュバック
最近時間があるので
色々やりたいことはあるのだが
週の半分は教習所に通うか昼夜逆転のクソ生活を送っており
日中外に出ず
夕方犬の散歩と花壇のパンジーちゃんの手入れをし
時々ネイルをし
小説か論文を読み
夜中にギターを弱々しく弾き(騒音になるので)
週一二回友達と電話するか遊んで
好きなバンドのインタビュー記事を読んだりで時間を潰している
まじでクソ 働け
21歳にもなってなんてクソな生活
専門から先月定時制の短大に編入し、なんとか教科書を読んで頑張ってはいるが
周りの4年大の子達は就職活動をしているというのに
もう誰か1回殴り殺してくれと思いながら毎日生きている
週に一度くらい親しい友人と遊ぶのが唯一の癒し
先日はユニクロに行き、もし大学生ならこのTシャツで校内の生徒と被っていた場合どういうリアクションを取るのが正解か選手権をした
ちなみにパリピと被っていた場合は伏せる
自分の方がイケてる着こなしをしていると判断した場合めちゃくちゃいきる
クソな生活をしているため発想もクソ
見事なクソのスパイラル
早口で喋り過ぎて友達に語り部(?)やめろと言われた
しかしそんなクソ生活の中でも
時間があればある程、今までの自分と向き合あうというような
地獄の様な時間の使い方もあるのだが
これが本当に余計な時間で
思い出さなくていいような事ばかり思い出すし
都合の良いように自分が他人にしてしまった過ちより
自分が他人にされた嫌な記憶の方が圧倒的に多く
マジで思い出すだけで疲れる
どっかのまとめサイトで読んだ記事に
悪いことや嫌な思い出ばかり残っているのは一種の防衛本能で
何度も嫌なことを思い出してしまうというのもあるけど
もう2度と同じ過ちを繰り返さないように、みたいな理由で脳の作り的にそうなってるらしい
人間やめてえ〜〜
そろそろこんな時間もなくなるが、良い機会なので
ちょうど今思い出した忘れられない小学校の教師の話
小学校5年生の担任だったその教師
どの小学校でも高学年になってくると
身体の成長と共に精神的にも大きく変化してくる年で
割と揉め事が増える時期だと思うのだが
私が通っていた地元の小学校は
幼稚園→小学校→中学校と9割同じメンバーで
転校生か、中学受験をするかしないと計12年間も同じ人間と環境で過ごすという少し特殊な環境だった
みんな比較的大きめな一軒家に住んでおり、両親も2人いるのが当たり前
自分の決めた通りの進路に進めると言うような
とても裕福で恵まれた環境で小さい頃から育っていた
恵まれているが故にかは分からないが
いじめまで表面化しなくとも、影での嫌がらせや、気付いていない間に嫌がらせがいじめに発展してる事も多く
このメンバーが嫌と言って電車通学の中学校に受験する子も何人か居た
私が小学校の時も、しょうもない、それこそクソみたいな理由で
何かと揉めてた記憶がある
例えば同じグループの誰かがグループ内の悪口を言っていたと他のグループの子から聞いた、とか
少し身体的特徴がある子に差別的な発言をしたとか
ぷっちょのゴミがトイレに落ちてるとか
アホな理由で終わりの会の時間がめちゃくちゃ延びる
一刻も早く帰りたいのに
もう今思い出してもマジでクソ
勉強しろ、運動場で登り棒でもしてろと思う
そんな消して良いとは言えない環境の中で(他の学校を知らないので、マシな方かもしれないけど)育ってきたわけだが
小5の時に、消しゴムに緑のペンだったか、青のペンだったか忘れたけど
好きな人の名前を書いて、使い切れたら両思いになるという
まあこれもアホみたいな
世の中の不倫浮気大好き人間と股ゆるい系の男女に初心を省みろと教えてやりたいような
ジンクスがあったわけですが
それを体育の授業が終わった後、教室側で着替えていた男子生徒の何人かが
意図的にクラスの1人の女の子の机をほじくり返して見たと
その見られた女の子と周りの子が騒いでおり
騒いでいた子以外はもうどうでも良いオーラ丸出しではよ休み時間終わらんかなと
私も含めて考えていたんですけど
見られた女の子がチクりにいったのか、騒いでて担任がなぜ騒いでいるか理由を聞いたのか
どういった経緯で担任が知ったかはもう記憶が曖昧なので覚えて無いけど
知った瞬間「お前ら全員座れ」
と、只事ではない先生の声色を察して全員が静かに着席
誰が見たのか、なぜ周りの男子は止めなかったのか、そもそもなぜ人の机を探ったりしたのか
それはおかしい事、してはいけない事だと説教を始めた
ア〜〜始まった〜〜クソダリ〜〜と思いながら聞いてると
消しゴムを見た男子数名が教壇の方へ呼ばれた
女の子に対してどういった誠意をみせるのか、という話になっており
男子は全員で謝ると言っていた
それで当たり前だろうと
悪い事をしたから1人1人謝らないとなあ、と思ってその風景を眺めていた
早く謝って終わりにしてくれと思っていたら担任が
「それで●●(女の子の名前)は気がすむのか?」
と
その時点で何か嫌な予感はしていたが…
そのまま聞いていた
その女の子は気が済まないと
見られたことに傷付いていると
最終的にどうなったかというと
消しゴムを見た男子全員が女の子にビンタされる
というカオスな状況になっており
ビンタされるのをクラス全員で見守るという
今なら教育員会沙汰に、いやネットニュースになるかも知れないレベルの行為
で、その状態の中更に最悪の事態が起きる
ビンタされると言われてからビンタされる心の準備をする男の子達
そりゃもう怖いだろう、いくら相手が女の子であっても殴られるという事実
1人1人並ばされ、ビンタをされる男の子達
最後の1人だったか、ビンタされた後に
「OK!」
と口走ってしまった男の子がいた
どこがOKやねんと
そう思ったのもつかの間、担任が
「あ?お前今なんて?」と
ヤバイ。尋常な空気にクラスのみんなそう思いながら固唾を飲んでいると
「OKって言ったな?な?なにがOKなんじゃ!!!」という怒鳴り声と共に頬を叩く音
そして静かに号泣する男の子と、唖然とするクラスメイト
小学校5年生の力と20歳後半の成人男性の力の差は圧倒的で
担任に叩かれた男の子の頬は女の子に叩かれた他の子達よりも真っ赤に腫れていた
最悪だと思うと同時に、この大人がどういう処罰を受けるか小学生の私でも分かった
正直とても嬉しかったのだ
その担任は事あるごとに小さな一言に突っかかってきたり、カースト上位の子だけ贔屓したり、給食を全て食べれない小柄な子にずっと給食を食べさせたり。
めちゃくちゃ嫌いで、こいつさえいなければと何回も思ったし
私はその担任が嫌というのもあったが習い事の方も忙しかったりで学校を休みがちになっていた
それにここぞとばかりに大丈夫ですか!?!?といちいち電話を掛けてきたり突然家に来たりと先生ズラをする。
私を心配してでは無くて、自分が持っているクラスに問題のある生徒がいる事が嫌だったのだと思う
心の底から気持ち悪い大人だと思っていた
完璧な教師、完璧な人間なんていない事はわかっている
だけどそいつがどんな人間か、日頃の言動でそこまで関わりなくとも分かっていた
話は戻るが、その子が殴られた後、担任はすぐに保健室に行くように促し
こんな事は2度としないように、とクラスのみんなに伝えた
ちょうどその時に休み時間のチャイムが鳴った
今までないくらいに静かな休み時間だったと思う
「みんなトイレ行ったりしていいんやで」とか担任がほざいていたが、どの口が言うねんと思った
保健室から帰ってきた男の子に、「大丈夫か?ごめんな」と何度も声をかける担任
益々嫌いになった。
自分が一時の感情で起こした罪の責任も拭いきれないのかと。
凄い事があった1日だったが、私はとてもワクワクしていた。
きっとこの担任はクビになる
違う新しい優しい先生が来る
もっと周りの環境が良くなると
次の日学校に行く
いつもは早くと急かされて嫌々ランドセルを背負っていたが
この日は珍しく、機嫌良く自分の席に着いた記憶がある
ホームルームが始まる
クラスに来たのは代替えの教頭先生だった
とっても嬉しかった。
やっぱりクビになったんだ、居なくなるんだと
でも教頭先生から聞かされた言葉は
「●●先生(担任)も反省しているから、みんな暖かく迎えてあげるように」
普通に絶望していた
さっきまでのテンションを返してくれと
その後泣き腫らした目をした担任がクラスに入ってきて
辞表を校長に渡したけど、もう2度とこんな事をしないという約束で、もう一度だけチャンスをくれたと
叩いた子と親にも謝罪をしに行ったと
もう2度としないから、みんなもう一度チャンスをくれと
クソみたいな弁解と謝罪
どうせなら兵庫県西宮議員野々村ことののちゃん並みの謝罪会見でもしたら良かったのにと思う
佐藤記者!貴方には分からないでしょうね!/
叩かれた子はその日も普通に登校しており(偉い)
苦笑いで頷いていた
みんな愕然としていた
登校してホームルームが始まるまで、クビになるな!!と喜んで話していた子の目は死んでいる
そして何事もなかったかのように
この日は授業が進み
また以前と何も変わらない生活に戻った
6年になって、1組と2組に分かれたのだが、その担任は処分も下らず低学年に降ろされるわけでも無く1組の担任になった
私は2組だったのだが、この2組がまた大変なクラスでまあ揉め事が多く毎日喧嘩していた記憶がある
その揉め事にも担任でもない1組の担任であるそいつがやたらと首を突っ込んでくるわ、家にもくるわで大変だった
嫌過ぎてその時仲良かったちょっとオネエが入った男の子と校長室まで直訴しに行ったこともあった程
でも結局最後までそいつの下で学ばなければいけない環境だった
もう今更腹を立てても考えても仕方ないし、正直どうでもいい思い出になりつつはあるけど
もし5年6年のあの高学年の2年間が
あのクソ教師じゃなくてもっと他の普通の先生であれば
もう少し楽しかったのではないかと思ったりもする
でもあの時は誰にどんな風に伝えれば他の大人が行動に出てくれたのか分からなかったし
親に強く言って、学校に報告して貰えば良かったのだろうか?
そもそも校長に直訴はしたのだが、そのくだりもまあおかしくて
校長がハゲてたのをおちょくって校長ハゲてるソングみたいなものをそのオネエと歌ってた時にそいつが運悪く聞いていて
謝りに行けと怒られて、謝りに行ったとこでそのオネエが逆上してあの教師も教師で!!と怒り出して話を聞いてもらったという流れだった気がする
いろんな事があり過ぎて記憶が曖昧なのでその流れで合ってるかは定かでないのだが…
そもそもハゲをおちょくるなんて小学生じゃあるあるじゃないのか?と思う
直接本人に言ったわけじゃないし、その教師が私達に厳重注意して終わりで良かったのではと思う
そうすれば校長も傷つく事は無かったんじゃないかと
そう、こういう所なのだ
そこまで気が回らないのに一時の偽善的な感情で動いて結果的には人を傷付けている
そんな人間にそもそも担任が務まるわけが無いのに2年も連続で同じメンバーの担任になっていた
多分他の先生の前では要領良く良い教師を演じていたのでは無いかと思う
だからいくら生徒の私達が反抗したところでイオンでいうお客様の声コーナー程度にしか受け取ってもらえなかった
注意はするからねと
子供というのは立場上大人を選べないし
同じ様に生徒は担任を選べない
10歳前後の子供からして大人は全然違う生き物で
自分の知らない事を沢山知っているし、分からない事、困っていたら助けてくれたり
憧れて尊敬する、だけど同時に恐れる存在であった。
いまも彼は教師として働いている
成人式の日になぜか会場にいて笑っていた
めちゃくちゃムカついて
振袖のまま飛び蹴りでもかまそうと思ったけど
想像以上に老け込んでおっさんになっていて
逆に冷静になって冷めてしまい
何もせずその場を去った
でも笑っていた。何が面白いのか?
自分が大切に育てた学生が成人して嬉しいのか?
自分の中で美化された思い出と自分に酔ってるんじゃないのか?
結局あんな クソみたいな大人が クソみたいな奴が そんな奴が
最後に笑う世の中なのだろうか
ありきたりで、大人になって言う事ではないが
あんな大人にはなりたくない。
ていうか、私はピーターパン症候群なので、キッズマインドを持っている為、まだこのセリフを言っても許されると思う。
あまりにネガティブな内容過ぎて最後に駄々滑りでもしょうもない事を言わないといけない気がして…
まあそれも人生
三歩進んで二、五下がるくらいでも良い
おわり